あまりにもTLのマッコールさん人気が高いので重い腰をあげてイコライザー1作め見てたんですが「こういう映画」のデンゼルが見たいんだ!という監督のやたら高いモチベーションが全面に出ているとこ以外は割と普通の、ちょっと前のアクション映画(今ほどアクション釣瓶打ちをやらなくていいのよーという気分の時期)なのね。フークア、良くも悪くも「ちょっと前」のリズムの人だと思う。
丁寧な暮らし、丁寧な殺し!でいくのかと思ってたら後半のクールガイは爆発に振り向かないー!からのそれがやりたかっただけだろの土砂降り〆で大笑い(でもそのあとは全部いらなーいって思っちゃったな…)
マッコールさんとジョン・ウィックさんが近い時期に出てきて違う方向で「やべー奴怒らせちゃう系」をそれぞれの個性の違いのままに展開しているのはなかなかに興味深いことで、ジョン・ウィックさんはホームセンターの正社員やってけないよな…
デヴィッド・ハーバーさんがまだおいちゃんになる手前でかわゆーとかそっかここでヘイリー・ベネットなるほどとか、なんか色々気を取られておりましたが、まあでもやはり街角の紳士→ガチに目が虚無になる人としてのデンゼルの使い方、こういう方向でどうでもいいジャンル映画にもってきたのは確かに慧眼よね。