クライムズオブザフューチャーについて、まとまらない思ったことメモ
クリステンがあまりにも気持ち悪いので持っていかれ気味なんだが、レア・セドゥもたいがい気持ち悪く撮られてる気がしたんだよなー、と気になった。
クローネンバーグ先生、割とフェミニストを自認してる人にもファンが多いクリエイターだと思うんだけど、私はなんかうっすら女性嫌悪的なものを感じちゃうんだよなー。
とはいえ私も別に全然苦手な監督ではないのだ。嫌い方が捩れていて良い感じというか、あのメカニック二人組の良さを見ると、女全般でなく自分(ソールにアルターエゴ感ないです?)の身体を直接弄りたくて仕方ない女たちが気持ち悪くてしかしそれが気持ちいいし弄られるのはやぶさかではない、みたいなアンビバレンツな何かも内包してる、感?
ヴィゴさんは身体を投げ打つ貢献の人なのでハマり役というのは当然として、本当にクローネンバーグ好みな顔(似てるし…)よな、と改めて思った。
痛みを克服した世界ということはあんまりピンとこなかったけど、衛生観念がなくなってる世界というのは面白い気がした。どこいってもハエがブンブンいっている。でも汚いものは全然映らない。アテネのロケーションはオリンピック廃墟の再利用っぽくもあり、これもプラスチックイーター的な…とかちょっと思った。