「清作の妻」をU-NEXTで。例によって増村なので仰々しくあおりにあおってくる(茶碗ぶん投げて悔しい!悔しい!って暴れる妹を足蹴にする兄とかもうすごいテンションよ)「リミッターがとんでどうかしてしまう」人(しかもというか当然というか、それはもう美しいあやや様)の話なんだけど、これは脚本の新藤兼人の折り目正しさが前に出ている印象で、割と素直に地獄のメロドラマで(いうても地獄の、はつきますが)言ってることは至極まっとうなのだった。そのときその場所では最も間違っている行為が最も正しい。あとオープニングクレジットの入り方が絶妙でこのセンスは題材より演技よりドラマより何よりフレッシュ。
気になるのこれ舞台が中国地方だよね?方言と標準語が混ざった言語になってたけど、なんとなく因習村(の形をしてますが、まあ日本です)を中国地方に置く昭和中期の文化ない?やはり津山イメージ?
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