『白い暴動』を見ました。題材は良いしパンクムーブメントと社会運動のリンクについて貴重な証言集でありこういうドキュメンタリーはナンボあってもよいね先人たちに敬意を、そして我々も拳を固めていこうやで、と思いながらも証言以外の演出がことごとく合わないので(プロパガンダで何が悪いと言われようと苦手なものは苦手だ)困ったな。説明映像をああいう「それっぽい切り貼り」をパンクっぽさとするのは好きではないのよ…DIYマインドとそれっぽさが違う何かに見える…もっとシンプルにやってよかったんでは
とはいえスパイダー・パンクがなぜ黒人のキャラクターとして描かれてるのかはこれを合わせてみることでよくわかると思う。
しかしパンク、確かにどっちにいくかわからなさ(実際本人たちにも明確になってない場合も含め)相当強くあったんだろうな…こういう草の根の運動家たちが「反体制はこっちやろがい!間違うな!」って引っ張ったのもそうだけど、やはりユニオンのユニオンができないとコトが動かないもんだよなー。これは共通の目的のためにと頑なにならなかったマイノリティ側の姿勢なしには成立しなかったというのも現場に複雑な気持ちはあったはずだが、それでも暗闇の中では手を繋ぐしかないわけよね…