『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』をAmazonで。ど素人のご夫妻が伝統農法の農場を作って10年かけてエコサイクルをつくりあげるまで。
初期投資どんだけ盛大に金積んでくれた投資家がいたんだ(しかも一切関与してないように少なくともこの映画には見せている…)、とか、今回こそラッキーだったけど怪しげな人に騙されてもおかしくなかったよなあとか、頭の中にどんどん意地悪な気持ちが沸き起こってきて、同時に自分のその感情こそが「こういうことをできないと思いこませてくる何か」なのだと痛感するものだった。
自然は調和を志向するけどそれは不調和も込みの調和なのだ、と思考サイクルがどんどん大きくなっていく語り手(夫氏)の言葉には10年をかけてこその説得力があったなー
あとなんか割とビジネス視点で「これくらいのことやるにはステークホルダー増やさないというのが多分いちばん良いんだよなー」というのも思った。農場の仲間は信頼して任せつつも決定権を一切渡してなかったよね、あれで多分正解。指揮系統はひとつ!
こういうことは絶対やらないといけないけど現実的に難しいだろ、痛い目見るに違いない、と思わせているものをみんなで10年前からやってたら変わってたのかもね…とか。色々考えられて面白かったよ。