「十勝」の名称が入ったのはごり押しの結果。観光と国立公園は別に考えるべきで、日高山脈という固有名詞でいいのではないか。
日高山脈は学生のときに2度、一週間くらいの縦走をしたことがある。山脈の中南部は登山道も満足になく、ひたすらハイマツの被さる稜線を歩くという過酷なものだった。そのような、人を寄せ付けない場所が日本に残っているということが貴重と思う。私の行ったのはもう40年前だが、今はどうなっているのだろうか。
あまりに奥深くて「名の無い名山」も多く、1839m峰(イッパーサンキュウと呼んでいた)などは忘れられない。
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