明日は「黒田杏子さんを偲ぶ会」のために東京へ。「藍生」に入会して12年、黒田先生を絶対的な存在とみなす大多数の会員の中で、私は不肖の弟子だった。もちろん表だって異論を唱えたことはなかったが、自分につねにブレーキをかけていたように思う。
もともと私は「絶対」ということにとても懐疑的で、そういう意味では結社には向いていなかった。藍生は会員の活動はまったく自由だったので、その点ではよかったが、絶対者の重石はやはり感じていたので。
それはともかく、黒田先生のことを尊敬していたのは確かなので、お別れを言ってこようと思う。私の最後の師ということで。