Why Are Palestinian Christians Leaving Jesus’ Birthplace? [Pt. 1]
How Evangelicals Betray Christians In The Holy Land [Pt. 2]
かねてより極右主教右派集団エヴァンジェリカルチャーチを批判しておりますが、そのクリスチャンザイオニズムが如何にイスラエルを支援し、パレスチナに住む人々、ムスリムやベドウィンだけでなくクリスチャンさえ、を弾圧することに加担してきたか、を如実に炙り出しているドキュメンタリー。
2日前に存在を知って昨日視聴して衝撃を受け、ようやく言語化してるところです。
各言語に翻訳して各国のエヴァンジェリカルチャーチに通う人々に時計仕掛けのオレンジばりに見せてあげたい。
これは米国発の宗教右派ですが、世界各国で飛び火して”収入の十分の一を献金すべし”と吸い上げてる組織だからです。
特にこのクリスチャンフレンズオブイスラエルのファウンダー、シャロンサンダースは本物の狂信者だなという印象が強かった。
イスラエル側が弾圧を重ね、特にヨルダン川西岸にその入植者が違法に占有を続けている姿を問われて
”Well, I'm sorry for that, but I've also lived here and I also have seen why sometimes rules have to be strong”
"Why?"
"To prevent terrorism, to prevent death. You know, if you have to build a wall, if you have to build a fence, if you have to do whatever it takes to keep those who want to harm you or hurt you, then you do that to save life"
と言ってのける姿を見て怒りを禁じえなかった。
ノンクリスチャンの私としては注釈を入れておくべきかと思いました。
キリスト教は大まかにはカソリック系とオーソドックス系、その中でも様々なデノミネーションがあり、ほとんどのデノミネーションでは良心と倫理を重んじる善良な組織だと思っています。
ただ、ミャンマーのウィラトゥなどもそうですが、その信心深さを利用して政治利用や排外主義に転用しようとする似非宗教家が古今東西後をたちません。
ちなみにウィラトゥはその排外主義によりミャンマーの僧団からエクスコミュニケーションされ、監獄にさえ入っていましたが、軍事政権が解放し僧位を取り戻したりしています。
信心は人を救うものだとは思いますが、妄信、狂信になっては害になります。
人は悪い考えを抱くものであり、それをノンハームフルな考えに導くものがビリーフシステムの美点かと思いますが、残念ながら人の欲望を駆り立て、その願望を歪んだ形でも成就させたいという欲望も抱くものであり。
その心を悪利用する輩も古今東西後を絶たないというのが現状なのかと思います。