例えば平素はリベラルなこと言っときながら、「選挙とか行ったって何も変わらねーよ」と諦めてる人を見かける度に日本の選挙権がない私なんぞは頭ひっぱたいて「選挙権持ってるテメーが諦めんじゃねーよ」と襟首掴んでガクガクさせたくなる衝動に駆られるのですが。
自民党政治を動かせない山のように感じてシニカルになってる方々も多いかと思いますが、例えば安倍晋三がいなくなって少しづつ社会は変わっていってるわけで。
人の作ったもので、人々の支持によって支え続けられているものは、その支えさえなくなれば案外簡単に崩れるもんなんじゃないでしょうか。
現状の政治はあなたの諦めで支えられてるんじゃないですか、と。
あなたのような人が数%でも動けば社会は変えられるんじゃないでしょうか。
「選挙行かない権利」ってのは「マスクしない権利」と似てるなと。
いや「選挙に行かない権利」というパワーワードをどう比喩しようか、と悶々と考えてたんです。
「空気を吸わない権利」「舌を噛みきる権利」「ご飯を食べない権利」。
どれもそれなりにいい線行ってるような気がしますが、これって結果は自分が死ぬだけだしね。
結果として、「マスクしない権利」ってのが一番しっくりくるんじゃないかと。
間違った信念によってインビジブルに周囲の人間にも、自分にも悪影響を与える、という意味で。