毎年「そんな言葉どこで流行ってたんだよお〜」と毒づく新語流行語大賞だが、今年の「ふてほど」はマジで一度たりとも聞いたことがなかったのでびびった。「不適切にも程がある」というドラマの題名の略だと聞くと、ああ何か聞いたことがあるなと思い出したけど。見てもいないのに悪口を言うのも何だが、反ポリコレのクソみたいなドラマだったらしいね。反ポリコレの主張に説得力を感じてしまう人も世の中には多いようだが、そんなのは「正義の味方のジョン・ウェインが悪い“インディアン”をぶち殺す西部劇を今の時代には作れなくなったのは嘆かわしい、ああ愚かしい」みたいなものだろう?時代から取り残された老人の主張としか言いようがないが、そんな代物を天下のクドカンが執筆するなんてねえ…。まあ、クドカンももう老人だということか。ときに、「ふてほど」が大賞なら当然「とらつば」もノミネートくらいされてるんだろうなと思って調べたら、ノミネートすらされてないんでやんの。私の周りではこっちの方がよほど話題になっていたけどねえ。誰が決めてるのこれ。やくみつるか?