「新聞なんかもうオワコンの衰退産業だ。遠からずネットに完全に取って代わられて滅びる」みたいなことを言う向きが多い今日この頃だが、正直、新聞が無くなったら困る。と言っても、記事の内容が優れているからではない。実用品として新聞紙が無くなると色々と困るのだ。新聞紙は野菜などを包んで貯蔵するのに大いに役に立つし、荷物を発送する際にはプチプチの代わりの梱包材としても使える。私の個人的趣味である張り子細工の下張りにも最適だ。トイレが水洗式ではなく汲み取り式が多かった頃にはトイレットペーパーの代わりとしても活躍していたし、今でも鼻をかむ紙として重宝している。これらの用途にはコピー用紙などでは代用が効かない。だから、新聞記事のクオリティが下がりに下がって読む人もいなくなってとうとう廃刊に…みたいなことになるとかなり困るので、新聞記者は権力者に媚び媚びの忖度記事ばかり書いてないでもうちょっと頑張れよ〜と言いたい。