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図書館で本を借りると著者の懐にお金が入らないからよくない、という意見をSNSではよく見かけるし人によって考えは色々だろうけど、わたしは図書館はライフラインだと思っているよ。罪悪感とか持たずどしどし利用してほしい。図書館に入ってなかったら購入リクエストを出してほしい。
わたしの親戚は公立図書館の司書をしていて、読みたい本は(わたしの本も)片っ端から図書館に入れて読んでいるらしいです。
それはそれとして、身銭を切って買ってくれる方々の存在はそれもまたありがたいです。なるべく、義務感とかでなく、「手元に置いておきたい!」といった気持ちから買ってくれてたらいいなあ。買って損はさせないつもりではいます。

わたしは図書館に育てられたと言っても過言ではなく、保育園時代は図書館で借りてきた絵本などもたくさん読んでもらったし、小学生の時は毎週末一家総出で車に乗って隣町の大きい図書館に行って親の分の貸出カードまで使って限界まで本を借り、図書館が充実している中高に進学し、学校図書館と学校のある横浜市の市立図書館をはしごして、姉にリクエストされた分まで本を借りていました(でもどっちが読みたがってた本でも二人とも読む)。ちなみに蔵書がまだ充実していない新しめの学校に進学した姉は図書館に購入リクエストリストを提出し続けて図書館担当の先生に頼られていたそうな。

大学に進学してからは、大学中に散らばる図書館・図書室・書庫を利用するだけでなく、都内の区立図書館は、都内に通学していれば(同じ区でなくても)利用資格が発生するところが多いので、定期券の範囲内で立ち寄れるあちこちの公立図書館に利用登録をし、常時10枚くらいの貸出カードを持ち歩いていた。ほしい本が買えるようになったのはほんとにここ数年、大学で仕事をするようになってからだなあ。

この世はでっかい図書館。擦り切れるまで借りまくれ。
一方で自宅に蔵書をお持ちのみなさん、それは世が世なら王侯貴族も羨む贅沢。身を持ち崩すとも惜しむなかれ。

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