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アルバトロスは飛び立つときに助走が必ず必要で、陸地では人間に襲われても「逃げられない」鳥で、おもしろいくらい捕殺できて、そのせいで人間に一度は絶滅させられた、んだけど、「飛び立ちに助走が必要」「逃げない」と言うことが、「愚かである」と判断するような能力/知的基準しか持たない人間たちよ…そしてそれを名付ける人間たちよ…という愚かさすら象徴するよなあと思っている。
絶滅宣言が出されたけど、いま「いる」のは、幼鳥が性成熟するまでに四~五年かかって、そのあいだはずっと海の上を飛び続けていたからで、その習性のおかげで、人間に陸上の個体が殺され尽くしても、海上にわずかにのこっていた個体が繁殖できたから…という。
そもそも「○○日から採取禁止にします」って言ったら、「今のうちに全部取っておかなければ!」って取る人間のがおろかだろ…。資本主義の呪いのような、ほんとうにおろかなのはどちらだったんだ、という歴史を我々に残した鳥だと思っている。

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