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バゴプラ「百合小説の「居場所」をつくる」、アーカイブを視聴しました。
紅坂紫さんがとても緊張されながら、とても真摯に「百合」というジャンルを扱うことをはじめ、「表現」そのものに関して、書き手・読み手・編者、その三様の立場から発言されていたことがとても印象深く、話を聞けてよかったなあと思いました。
「(この差別が蔓延し、ひどい状況に晒されているひとたちが)紙(本/物語)でさらに踏み直されてしまわないように」という主旨の言葉が紅坂さんから何度も出たけれど、書く・読む・編む、すべてにおいて「何ができるか・どうふるまうか」を問われるワークショップだった。コーディネーターの井上彼方さんの言われていた「百合に対する警戒心」などもすごくわたしにも覚えのある部分があった。百合を通して「よりよい社会環境とは」、百合が持つ可能性や、百合を読んだり執筆する際も(百合という構造に)「無批判でいるべきではないのでは?」というところまで考えることができて、とてもよかった。
このように考え、本を作り、発信されているひとがいるというのが、読むときの安心感につながっているし、これからもっとそういう取り組みをする人たちが増えてくれたらいいなと思いました。
virtualgorillaplus.com/topic/v

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