『黄金虫』、いかにも怪奇小説みたいな「ひとつのアイデアにとりつかれてしまった人間にはちゃめちゃに振り回されてこれよく主人公もジュピターもレグランドをうっかり殺さなかったね!?な前半パートと、理路整然とした暗号解読が行われる後半パートでぜんぜん印象が変わるので、ポオが推理小説の草分け的な立ち位置にいるのと、地の文の言い回しや言葉の選び方に一定の拘りが伺えてポオってまじで文章うめえな…てなったんですけど、それはそれとしてレグランドのジュピターに対する扱いのやばさが本当にやばい せめてちゃんと見つけたものを完全に均等に三分割してからジュピターに多めに分けたんでしょうね!?そうじゃなかったら許さんしそれが最低ラインぞ(お前はジュピターの何?