またすこしずつ本を読めるようになってきて、"ポオの衣鉢を継ぐ"(この言い回しもすごいな)ブラッドベリの『10月はたそがれの国』が面白かったので怪奇幻想小説を読みたいならつまりポオを読めばいいのでは…?になって創元推理文庫の『ポオ全集4』を読んでいる ポオの作品発表が1832年-1849年で(ポオは1849年死没)南北戦争が1861年-1865年、奴隷解放宣言が1862年9月に予備宣言なので、これが180年前の人権感覚…て白目になりつつ読んでる
タランティーノの『ジャンゴ 繋がれざる者』の時代設定は南北戦争の直前らしいんだけど、ポオの『黄金虫』に出てくるレグランド(日がないちにち貝殻や虫をとって過ごしてる)と、奴隷としては解放されているけどレグランドの世話をしているジュピターの関係性ややりとりやそのひどさがまさにジャンゴのカルヴィン(ディカプリオ)とスティーブン(サミュエル・L・ジャクソン)感満載で、すごくジャンゴだ…て思いながら読んでた
『黄金虫』、いかにも怪奇小説みたいな「ひとつのアイデアにとりつかれてしまった人間にはちゃめちゃに振り回されてこれよく主人公もジュピターもレグランドをうっかり殺さなかったね!?な前半パートと、理路整然とした暗号解読が行われる後半パートでぜんぜん印象が変わるので、ポオが推理小説の草分け的な立ち位置にいるのと、地の文の言い回しや言葉の選び方に一定の拘りが伺えてポオってまじで文章うめえな…てなったんですけど、それはそれとしてレグランドのジュピターに対する扱いのやばさが本当にやばい せめてちゃんと見つけたものを完全に均等に三分割してからジュピターに多めに分けたんでしょうね!?そうじゃなかったら許さんしそれが最低ラインぞ(お前はジュピターの何?
様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。
『黄金虫』、いかにも怪奇小説みたいな「ひとつのアイデアにとりつかれてしまった人間にはちゃめちゃに振り回されてこれよく主人公もジュピターもレグランドをうっかり殺さなかったね!?な前半パートと、理路整然とした暗号解読が行われる後半パートでぜんぜん印象が変わるので、ポオが推理小説の草分け的な立ち位置にいるのと、地の文の言い回しや言葉の選び方に一定の拘りが伺えてポオってまじで文章うめえな…てなったんですけど、それはそれとしてレグランドのジュピターに対する扱いのやばさが本当にやばい せめてちゃんと見つけたものを完全に均等に三分割してからジュピターに多めに分けたんでしょうね!?そうじゃなかったら許さんしそれが最低ラインぞ(お前はジュピターの何?