"ネット右翼"というあいまいで、沢山の含意がある言葉を使っている。安倍元首相支えた「ネット右派」三つの潮流 彼らはどこへ向かうのか:朝日新聞デジタル を読んで反論したいことを書いている。
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安倍元首相支えた「ネット右派」三つの潮流 彼らはどこへ向かうのか:朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/articles/ASS753QZ4S75UCVL03WM.html?ptoken=01J2CZWZSMZ3MM779V51D4GAC2
↑この記事読んだ。
福祉施策の対象範囲を「あいまいな弱者」にまで広げるべきという提言には同意する。
しかし、文中で下記のように"ネット右翼"の主観をもとに記述されている部分には、声を大きくして反論したい。
"移民が欧米ほど多くない日本で標的にされたのは、在日コリアンや女性、貧困層であり障害者、LGBTQなどの人々だった。差別されてきたがゆえにリベラルな福祉政策の救済対象となっている人たちであり、そうした社会的弱者だけが支援されていると現状を捉えて異議を唱える「反・反差別」の動きが展開された。"
「LGBTQは今も昔も福祉政策の救済対象から排除されてきている」「若年層、とくに女性も排除されてきている」ここに挙げられた者・モノ達が既に国家などの公によって救済されているという認識自体が誤りである。
このように公と支援団体・被支援者の間には、深刻な権力勾配・搾取構造が横たわっている。そうした公と支援団体の関係を利権関係と理解するのは、現実と乖離しすぎている。この事実をまず指摘すべき。