先月話題になったこの記事読んだけど、なかなか読ませる。
宗教二世の話題にピンとこなければ、第二節の毒親言説の形成史まとめとしてそこから読むだけでも示唆があるし有用だろう。斎藤学と信田さよ子の温度差でわりと把握できるのかと。
この記事自体はカルトや母娘の問いに集中しているが、カルト、伝統宗教、日本社会の草の根信念などはある面では対立するが他面ではグラデーションになるかもしれず、そうなると、アジェンダはもっと別の射程から広げ直せそうだ。見ようによっては、家族と社会のあいだの潜在的抗争があるのかもしれない。