「やっぱりエッセイ漫画ってプロパガンダ手法てんこ盛りなんだなあ」と、自己紹介になってしまっているケースだなこりゃ。
部分的にドラマ実写化の情勢に関して正確なところもあるんだろうけど、話法がプロパガンダ。
藁人形論法を使う方が「強いプロパガンダ」になるから人は殺到するんだな。
かくして、ネットで「グッとくるレトリック」、その実プロパガンダ言説が人気となる。
https://x.com/kamo_hiroyasu/status/1807354889519190170?s=46&t=5mSltbi1UVoy9J3RPXDKUQ
「日本の現代思想論壇って、複雑系とかカオス理論で一山売れた流れもなくない?」
「いや、初期浅田彰が絡んでる」
「いや~、それ85~89年ぐらいのごく限定された期間でしょ。すぐに消えた文脈だし、そのことを執念深く覚えてる連中が大量にいるとも思えん…」
「あとベイトソンもわりと複雑系近辺だったよ」
「それもどうかなあ。ベイトソンを現代思想プレイヤーだと認知する人間はほぼ滅んでると思うわ。特定世代にはある認識だが…。私が本を読み出す頃には、吉永良正は「ニューエイジの手先」みたいに左派論壇で鼻で笑われてたんだよね。「サイエンスライターが変な文を書いてた」ならわかるんだよな。いかにもいそうだし。でもそれを「現代思想」系と呼ぶのはけっこう無理があるし、誰?ってなる」
などと話した。
フレンチセオリーやその周辺物がSFと混ざった系譜があるならそれはそれで誰かまとめてほしいものではある。バロウズとバラードがまずは挙がるんだろうが、もっといろいろありそう。