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ファンダムに没入することと、作品に触れることを同一視してる人は増えたなあとは思う。そういう言説空間のなかでアイデンティティを確認するというふうにもはや環境が確立されている。

ファンダムってイデオロギー装置みたいなものいで、ファンダムの秩序維持のためにいろんな問いを不問にしているし、それこそアーミッシュみたいに一定の知は除去し排除してる自治集団だから、知的アクセスには限界づけられているんだが、一定の人文学トレーニングを経ていないと、そういうことには全く疑問を持たない人も多いな、と思う。

SNSにある言説の共有コミュニティはどこも大なり小なりファンダムっぽい秩序があるから(学知集団もしばしば単なるフェチや威信を中心にしていたりするが)、勉強していればその歪みに気づきそうなものなんだけど・・・。

まあ、こういうのは言っても得しないし、なんなら特定の集団から敵認定されるので、指摘するコメントは全然出ないよね。具体的対象を挙げて語ると多少は伝わりやすくなるが、即座に敵認定されてるし、リスクを考えると、抽象的一般的にしか語りようがない。

この種のことは、私はTwitterを含めていろいろ言って気がしているが、まじで全然伝わらないか、自らずっと検討していた人から同意されるか、に反応が二極化しがちなので、「言っても無駄」という認識が私にはあるなあ。

リスクだけが増すし、敵意を持たれるか、なんか偏屈印象を持たれるだけなので、最近は表で言うことも減った。

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