エモについてのやり取りを瞥見。
ベトナムで共産主義カフェが人気というのも関係付けられていてなるほどと思ったが、星野藍の「旧共産圏遺産」写真集にも結びつけられそう。
他にも、いま東京渋谷で出歩く人を見ると日本人率がかなり下がっているとも聞く。
こうなるとノスタルジーとはあまり関係しない圏域での「エモ」コンテンツとツーリズムが関わっていると見るべきで、一昔前なら九龍城とか90年代アジアコンテンツも、わりとノスタルジーと異郷関心の複合だったんだろう。
ゲームがゴシック洋館になったり九龍城になったりするのって、ゲームは異郷ツーリズムだろと見切ることで生まれた振り幅だろうなあ。私は「現代ゲームと移動」の観点からポストコロニアルスタディーズを再発掘し始めたのを思い出した。