君どうは、Twitterでざわついてるのがよくわからんが、宮崎集大成作品になってるのと、過去作のあらゆるモチーフが集合してること、年齢秩序がかなり揺れているのが老年期的に面白いやつだった。
絵画やイラストからの摂取が露骨に提示されているが、抑制を減らしたのかもしれない。でも風立ちぬの頃ですでにそうか。見始めると、歩行と屋内空間の丁寧な見せ方が人物と挙動、棲息を根付かせる技になっているんだなと気づく。
大正から昭和初期のブルジョワ家庭の調度品に熱が入ってて、かつての中産階級「平和主義オールドリベラル」の面を強く出してる。また、ポスト68年的な左派ファンタジー要素の導入はほとんどないので、ここらへんは褒めて伸ばせるようには見えなかったし、左派なら一言釘刺しつつ「他の興味深い箇所」を語るスタイルになりそう。
断片的だという指摘もあるようだが、乗り物と歩行のモードチェンジを見るとあきらかなように(人力車や車から船で別の世界に離脱、無言と家内空間を際立たせるための一定の歩行から島以降の移動行動、徐々に冒険的なアクションに変容)、区切りやステージごとの秩序構築、その把握にはかなり意識的に見える。漫画が連載形式の効果でシーケンシャルな変容をするのとはかなり違う。
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断片的だという指摘もあるようだが、乗り物と歩行のモードチェンジを見るとあきらかなように(人力車や車から船で別の世界に離脱、無言と家内空間を際立たせるための一定の歩行から島以降の移動行動、徐々に冒険的なアクションに変容)、区切りやステージごとの秩序構築、その把握にはかなり意識的に見える。漫画が連載形式の効果でシーケンシャルな変容をするのとはかなり違う。