ジャンプではジャンプだとるろ剣Dグレマインドアサシンの頃に「絵のコードで男女判別できる」慣習は揺らいでるんだけど、00年代以降の「なぜか漫画読みの中でジャンプが異様に存在感が出た」原因の方を語るといいとみている。
そこで、私は90年代末から00年代中盤までのあいだに「少年誌がジャンル標準であるような変化」が起きたと見ていて、これはカドカワやスクエニの漫画雑誌が男女両方の客を作っていく過程だった。
その間に、サブカルマンガエッジ判定、準文芸的な達成としての少女漫画、などの旧クライテリアが沈没していくし、ジャンプのバトル様式や異能性の達成から素行して、荒木飛呂彦と冨樫義博の地位が確立されていく。
そうなった状態において、ジャンプが男女それぞれの漫画家が参入している場所であること、その系譜化が起きて、るろ剣Dグレマインドアサシンの成果が評価づけられるようになる。
そういう流れかなと。
飛鷹ゆうきとか岩泉舞とかもわりと重要(岩泉の「COM COP」がプレ剣心)