愛想が尽きてた迫稔雄『バトゥーキ』の続巻を読んでいたが、こんな場面を作る人が、同時に青識にあっさりやられる日本エンタメ右派の権化だっていうのに悲しみがある。格闘系・ギャンブル系の漫画家、だいたいヤクザビジネスと同じ秩序を内面化する。
この枠組の中で、「自由の外敵を討つ!」、と右翼にとっての敵を討つ側になりもするし、作中登場人物のようにブラジリアンマフィアもまたヤクザビジネスと同じロジックとして仲間にカウントされる(ために一見ナショナリストには見えない)。
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