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まろん通信Vol.1063 東京学芸大学の桜 | まろん通信 koganei-kanko.jp/maron/archive

「行幸、巡幸」に関しては圧倒的ソメイヨシノというわけではないのだけれど、ケヤキやイチョウなどでも通りながら「ここは行幸で整備された道」と耳にする機会があった三多摩住まいの半生。
「行幸松」「行幸通り」「行幸道路」等々の名称は関東圏ではそこここにあり、「行幸湖」は来歴は調べたことがないけど天皇関係なんじゃないのかな......どうかな。

都市整備、町づくりと権威というのは家康の治水や江戸時代(だったはず)の埋め立てなど、支配統治、貿易による優位性の担保などいくらでも深掘りできそうだよね......。
そういえばやや生家に近い鎌倉にしても、そこに幕府を作る「陣地」として町づくりと権威か......。
これは日本に限らずではあるだろうけれど、「天皇」(権力者)のために道でもなんでも作るっていうのは飲み込みがたいものがある。古墳もピラミッドもそうっちゃそう。

史学はもちろんのこと、文学、芸術学分野の「権威性」「権力」との折り合いみたいなものってすごくジレンマがありそうだよな......なんて思ったけど、哲学もそうだわ(哲学科卒)。

漠然とした「理系」は“整然としたひとつの解”みたいなロマンティシズムを勝手に感じちゃったりすることもあったけど、軍事転用との不可分さを思うと、結局どの分野であろうとも広義の「教育」「知」が権力者からの独立性を維持されないといかんということが骨身にしみる。

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