>日露戦争の開戦に伴い、日本は1904年8月、第1次日韓協約を締結させ、日本政府推薦の財政・外交顧問の任用を韓国政府に認めさせました。日露戦争終結後の05年11月には、第2次日韓協約で韓国から外交権を奪いました。さらに07年には韓国皇帝高宗を退位させ、第3次日韓協約を結んで韓国軍を解散し、司法権と警察権も握りました。その上で1910年、韓国を併合しました。
日本政府は、朝鮮の人々を「天皇の民」とする皇民化政策を推進し、抗日運動を軍隊や警察の手で厳しく弾圧しました。日本国民には朝鮮人への差別意識が植えつけられ、それが関東大震災下の朝鮮人虐殺につながりました。
日露戦争では日本の軍人・軍属9万人近くが戦死し、靖国神社に合祀(ごうし)されました。これ以降、靖国神社が国民の思想動員に大きな役割を果たしていきました。
今年1月、陸上自衛隊幹部による靖国神社集団参拝が明るみに出ました。憲法20条の政教分離原則に反し、侵略戦争を美化する靖国の歴史観の肯定につながる重大問題です。群馬県立公園内の朝鮮人追悼碑の強制撤去もおこなわれました。侵略戦争と植民地支配への反省を忘れ去った暴挙です。
天皇制を存続させ続ける事自体が日帝の植民地支配侵略加害の被害者の人達そこから今も続く差別(コリアン差別等)の当事者への二次加害なんだから、その一点をもって天皇制は廃止するしかない。
日本は天皇制廃止して皇居に日帝の加害の歴史を伝える為の施設を作るべきだったし今からでも作るべき。天皇制反対。