【鈴本夏まつり 夜の部九日目】2023年8月19日(土)17:00~20:55
結局やっぱり行きたくなってまた鈴本へ。今夜も楽しかったー! 数量限定のカツサンドもぎりぎり買えた。
落語 さん光「浮世床(本)」
奇術 アサダ二世
落語 小ゑん「鉄の男(序)」
落語 菊之丞 「野ざらし」
漫才 風藤松原
落語 喬太郎「スナックランドぞめき」
落語 一之輔「新聞記事」
落語 新治「仏馬」
~仲入り~
物真似 猫八(鶯、犬、海驢、海豚、鯨)
落語 さん喬「茶金」
紙切り 正楽(線香花火、大文字焼き、慶応高校)
落語 権太楼「青菜」
茶金は生では初。さん喬師の京都弁、いいな(ただし東京者の感想)。どっと笑う、という話じゃないけど、のんびりと楽しかった。また聴きたい。権師の青菜は何度聴いても爆笑。表情が反則だよ。一之輔師のように人物造詣に独自色を出さずとも、語り方と表情だけでこれだけ可笑しい。野ざらしは菊之丞師でははじめてだったけど、すごくよかった。軽妙で軽快。のども素晴らしくて、一気に駆け抜けて耳に心地よい一席だった。
いやだったのは、隣の席の夫婦。ふたりともマスクをしておらず(それはもはや珍しくはないのだが)、男のほうがときどき咳込んでいる。ひえーーーと怯えるわたしの気配を察してか、女のほうが「咳だけなかなか治らないね。もう何週間もたったのにね」と聞こえるように言った。ってことは数週間前にかかっていたんかい! もうウイルスは出ていませんよ、といいたいのかもしれないけど、咳しているのにマスクしないなんて信じられないし、ちょっとは出ているかもしれないし、新たに感染していないともいい切れないじゃないか。途中からさすがにマスクをしたが、黒い布マスク……orz 空席に移動すべきだったか(涙)。自分の免疫機能の高さを信じよう。