4ヶ月ぶりにDRIVEの「積読へらさないと」に参加した。今回持ってきたのは『ヴィクトリア朝時代のインターネット』(トム・スタンテージ/服部桂訳/ハヤカワ・ノンフィクション文庫)でした。
19世紀半ばに黒魔術や奇術のように思われていた電信がわずか数年で全世界に技術革新を起こす様子が鮮烈だ。

『ヴィクトリア朝時代のインターネット』に載っている19世紀のモールス信号の略号が面白い。GM(Good morning)=おはよう、SFD(Stop for dinner)=夕食で中座などは現代のチャットと大して変わらない。

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『ヴィクトリア朝時代のインターネット』には電信と並行して気送管にも言及があるのが面白い。
大型のものは電報だけでなく小包や、ときには猫も運ばれたとあるが、その猫は無事だったと考えて良いものか。

『ヴィクトリア朝時代のインターネット』に登場する19世紀後半の電信のオペレーターは仕事の合間に空き回線で雑談したり冗談を言い合っていて、ときにはその内容が新聞記事になったという。一世紀以上前なのに、やっていることがTwitterやMastodonと変わらない。

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