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エディ・レッドメインの「『リリーのすべて』に出るべきでなかった」というコメントを聞き複雑な気持ちになったのを思い出しました。心の震えまで伝わる繊細な演技は彼の力以外の何物でもないのに。LGBTQ+の役者だってストレート演じたらいいし、面倒なことにしてるのは色眼鏡でみる業界じゃないのかな。
『エルム街の悪夢2』で主人公を演じたマーク・パットン氏は、映画公開当時に出た「主人公がゲイっぽい」という批判を一身に受け、そのイメージから役者の道を断たれてしまったと聞きます(脚本家の思惑があったとも言われている)。AIDSパニックの頃の米国にあって、同性愛者と見なされることは、俳優人生の終わり以上の意味があったことでしょう。
性的指向に関わりなく、役者が演じたい役を演じられる世界になればいいのにと思います。物事はそんなに単純じゃないと分かっていても。この件についてはベネさんに同意です。
そういえば、昨今流行りのミュージシャン伝記映画の多くは非公式だと聞きました。ただ、訴訟になることは少ないらしい。昨年公開されたランディ・ローズのもそうだった(ネット映像の寄せ集めで観る人が観れば分かりましたよね)。本作も遺族が反対しているのだそうで、ファンとしては複雑な心境よ。
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