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今週と先週の

今週
あしたづのよわひしあらば君が代の千歳の数も数へとりてむ
(鶴のような長寿であるならば、若君のお年を数え続けることができよう)

先週
みよしのは春の景色に霞めども結ぼほれたる雪の下草
(春の景色に霞んでいるこの世だが、雪の下にいる蕾はまだ固く結んだままである)

先週の歌は、本当は出仕を促された式部の歌なのですが、長く胸に秘めた思いをやっと素直に告げられた中宮様にも合う歌だなあと思って、引きました。

今週の歌は、道長が詠んだ歌ですね。


短歌を発見しました!

『みよしのは 春の景色に 霞めども 結ぼほれたる 雪の下草』

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