わいが最近のMCUにノリきれないのは、ヒーローものって看板掲げてるくせに「他者」っていうのを描写してないからだと思う
他人種キャスティングしたり、スタッフを全員黒人にしたからって「オレたち」と「アイツら」って構造は変わってないわけ
ポリコレ!ポリコレ!って喜ぶけど、自分たちとは違う他者とどう連帯するかって視線がない
『スパイダーマン:ノーウェイホーム』でひさしぶりに「ヴィランの命も大事」って、あったり前のこと描写してて、それを否定するのがMCUから参戦してるDrストレンジっていうの、わかってやってんじゃねぇか?って感じだった
わいが映画『エターナルズ』大嫌いなのも、エターナルズの面々と地球人、アリシェム?だっけ、そのあたりの「自分たち」の話は長々と語るくせ、「アイツら」に対応するディヴィアンツには冷酷無慈悲なところ
そのくせ他人種キャスティングだとかLGBTQだとか原爆ウットリ語りだとかで、「他者に寛容なポーズ」に目が眩んで「良作!」とか語られる構造がマジで嫌いなんだと思う
もっと嫌いなのはシビルウォーですけど
あとエンドゲーム
エターナルズはキャラに思い入れがないから、いちばん批評として書くことが可能なんだなというのも、わかった