仲良しママ友に連れられて、近所の雑貨屋の閉店セールに行った。
新品/セカンドハンド両方売ってた店で、可愛いお皿や調理器具、ブランケットや玄関マットやあれこれ。確かに安い。ルクルゼ$35とかだった。
でも、時間の30分前に行って並んで、ママ友は最初の入店八人に滑り込んで(私の前で切られたので私は待っていた)、とても嬉しそうに物色していたのだが、旦那までやって来て外から電話しながら「その皿はどうだ」「ただのcrate and barrelだ」「じゃあいらない」とか。
その家は服も食器も調度品も有り余っている家で(全てセンスいい)、地下が物で溢れている。
私なんてジャケット一枚、靴は普段ばきとオシャレ履き一足ずつあればいいという極端な例だが、彼女は逆に振れている、と言うか触れている。私にとっては
「センスのいい、well madeの商品が破格でセールしている」
という事実は、購入の動機にはならない。要らんもんは要らん。
彼女は違う。これは消費社会での一種のfomoなんだろう。見ていて恐ろしくなるほどの興奮ぶりだった。病気だろあれは。
私は欲しいと思っていたパンを乗せる木のボードとパウンドケーキ乗せるための小さいサイズの網ラックやスパチュラなど4点買って$20。
彼女は$200。