上司は「てんさんはアセクシャル/アロマンティックなのか考えたけれど違うと思う」と言いました
服を当てるように、他人にそんな言葉をあてて、勝手に違うと決め付ける行為の、身勝手な残虐さに思いを馳せてほしい。私は痛みに鈍くて、相手のことを慮れる半端な優しさと賢さがあるから、それを「痛みだ」と気付いた上で「でも今すぐ死ぬ痛みじゃない」「この人に加害の責を負わせたくない」としまうけど
どうして私の心の中のことを、あなたがそうやって分析して決めてしまうのだろう。そして、私自身である私が、私の知りうる限りの私を説明しているのに、どうして都合の悪いことは聞かないで思い込みを強めてしまうのだろう
私はあなたと恋愛はできない。でもあなたを人間として愛することができる。それではダメなのかとずっとずっと言ってきたのに、それではダメだと上司は言う