『足が登場するこのバージョンを「アファナーシエフ型」とする。アファナーシエフは足の意味が分か らなかったのか、原文に「足(?)が来た Пришла нóга(?)」とクエスチョンマークがついている。 足が登場することに関しては、1868 年発行の P.ベッソーノフ П. А. Бессонов(1828-1898)作『子ど もの歌』«Детские песни» 収録のわらべうた「かぶ」Репка の注記に、一人目がかぶ役になって座り、 その足を二人目、三人目と五人目までが次々に引っ張るという遊び方が紹介されていることを根拠に、 アファナーシエフ型の原型にはわらべうた遊びが存在するためであろうと推測されている。』
ていうのがあった。
丸尾 美保「ロシア昔話「おおきなかぶ」の受容研究 ─『おおきなかぶ』(福音館書店、1962)以前を中心に─」『梅花女子大学心理こども学部紀要 第9号』
(PDF) https://core.ac.uk/download/pdf/234072398.pdf