哀れなるものたちのネガティブ寄りな感想(1)
哀れなるものたちを観たのですが、性病と妊娠のリスクがなければぜんぜん構わないんですけど、娼館で出会った女性も子供を実家に預けている?とか言ってたので、自分じゃどうしようもできないことも発生する肉体なので、避妊は(性病は)避けた方がいいのでは?などと思いました。あと、セックスワーカーに従事する知的障害ほどではないけれど、グレーゾーンの人たちが少なからず関わっている現状で、ベラが娼館の主に「あの子は頭がおかしいの」的なことを客に告げられているところ、色々考えさせられました。ベラは読書を通じて世界を広げ、知識を得ていくので、結果としてポジティブな終わりに(まぁ彼女自身の強さもあるとして)なるけど、知識を得られない肉体の場合の悲劇さを想います。