「生活保護を受けるのは、あなたが悪いから」 桐生市のあやまちhttps://mainichi.jp/premier/politics/articles/20240308/pol/00m/010/006000c
桜井啓太立命館大学准教授
“国の動きとしても、15年4月から始まった生活困窮者自立支援制度には、家計簿をつけさせる家計管理事業(現・家計改善事業)があります。”
「貧困に陥るのは、個人の家計のやりくりに問題があるからではないか」
「ハローワークへ毎日行かない態度に問題があるのではないか」
“桐生市と同じことを他の自治体がみな、やっているわけではありません。多くの現場で、寄り添いや伴走型支援が強調されるようになっています。
しかし、そうした支援も含めて、個人を指導して支配しようとする考え方は、国の生活保護行政の延長線上にあります。
桐生市福祉事務所の職員は、おそらく普通の人です。普通の人が、受給者に対して、人を人とも思わないような人権侵害をしています。”
家計簿をつけさせる意義がわからなかったのだが、生活困窮者自立支援制度に家計簿をつけさせる家計管理事業(現・家計改善事業)があるそうで、ますます驚いている。個人の動きを操作したいような(それを通じて内面に入り込みたいような)、なんだか嫌な感じ。https://open.spotify.com/episode/14fiaaKB5q7YYCCdQI1bde?si=9Jw6JnbgRGmypTRjXgjnew