沖縄と東北に通じる女性が生きる困難 出身研究者が語る生い立ち
https://mainichi.jp/articles/20210309/k00/00m/040/313000c
上間陽子琉球大教授(教育学)
“東京都立大の大学院に入った頃は、社会学者、宮台真司氏らの「性の自己決定権」の議論が注目されていました。「性規範から自由な女子高生たちがいる」という知見に驚き、実際に社会調査をしたら、まったく違った。性的サービスを売る奥底にしんどさが眠っていたり、ザラリとした違和感が残存していたり。「性規範から自由」な、東京でいちばん強そうな女子高生たちは、私の地元の女の子たちに通じていた。”