「生きる価値がないと決めつけ、排除する」ではない社会を――優生保護法問題とは何か(大橋由香子さんインタビュー)https://d4p.world/news/24381/
“もうひとつは、子どもを産むか産まないか、そもそも誰を好きになるか、結婚するかしないかというのは、一人ひとりが決めること、選択することなんです。セクシュアリティも含めて、性と生殖に関する健康・権利(SRHR)です。これを侵しているのが優生保護法でした。上から目線で、こういう人間は増やして、こういう人間は減らすと決めつけ、そのために、主に女の人の身体を使ってコントロールする――この人口政策は、優生保護法が母体保護法に変わっても、堕胎罪とともに続いています。産むか産まないかを一人ひとりが決められる社会を実現しなければ、優生保護法問題は解決しないと思っています。”