何というか、観光立国だのインバウンドだの言って外国人旅行者獲得に前のめりになりながら、被災地で見る非白人系の外国人は火事場泥棒とか胡散臭いという感想が大量にネットに溢れていて、今の社会の状況に何とも言えない、消化しがたい気持ちのまま過ごしている。
日本社会の排他的な性質については前々から首を傾げてきたけれど、結局鎖国が成功体験になっているからなのかね?
1854年の時点で鎖国政策はもう行き詰まったし、その後の軍国主義化やら経済成長やらがあったとしても、この情報と物流の時代にいい加減に精神的開国を迎えなければならんだろうに。
ここから更に少子化対策としての移民政策も考えていかなければならないのに(移民を受け入れるにしても、受け入れないにしても)、まず考えるための土台すら固まっていないように感じられる。