ロシア動員兵の早期帰還を訴える妻たちの団体の動き、ガーディアン紙。
・当初から「戦争反対ではない、プーチンを支持している。ただ動員された夫を返して欲しいだけ」という声明だったので当局も表立って取り締まるわけにもいかず。
・妻達は決して反クレムリンではなく、むしろプーチンの岩盤支持層出身者が多い。
・それが度重なる動員兵の交代の願いを無視され続けて、徐々にプーチン批判のトーンがにじむように。
・囚人兵は半年の従軍で恩赦される事も非難。
・クレムリンの特別軍事作戦の意義についても疑問視するようになった、プには投票しないという人も。
・クリスマスという季節柄、夫の安否を危ぶむ自分達と「自分には関係ない」と無関心に過ごすその他の国民との不公平感に批判が更に加速。
・現状拘束や嫌がらせはされていないが、メディアは報じないしデモの許可も下りない。金をやるから口をつぐむように持ちかけられた妻も。
・露の抵抗勢力鎮圧の歴史は長く、どれだけの影響を与えるかは未知数。だがプーチンが国民向けに描くイメージにとっては不都合。
・妻たちはこの運動に参加する人々は今後更に増えるだろう、もう大人しくしていてもどうにもならないと悟ったと話している。