フォロー

この新書をさくっと読了。著者は東大のアメリカ研究者。
確か僕の入学年度(1990年)でも女性学生は全体で20%、僕のいた文科三類(文教育学部)でも30%程度だったと記憶している。女性比率は徐々に増加すると能天気に思っていたのだが…。
この書で一番驚いたのは、東大合格者数のトップ20の高校が殆ど男子校で占められていることと、その20校で全体の4割を占めているということ(pp.42-7)。そりゃ名門の占める割合が多いのは知っていたが、ここまでとは思ってなかった。あと、プリンストン大学の共学化が1969年というのも驚きだった。
そう言えば2年生の時に新入生向けに作った「オリエンテーションパンフ(語学クラスの上級生が作る伝統があった)」に、同期のF元さんが「駒場女子トイレ地図」というページを作っていたのも思い出した。それくらい少なくて場所も限られていた、ということですね。今はさすがに改善されていると思うが。

矢口祐人『なぜ東大は男だらけなのか』
shinsho.shueisha.co.jp/kikan/1

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。