つい、「同業者」のニュースは気になるもので、不倫報道がされたM氏(社会学者)について、仲のいい同期(社会学者)とチャットをしてしまった。一番びっくりしたのは、「90年代、君はM氏のことを田中康夫の言葉を使って『ペログリ社会学』とか言ってたよ」という友人の証言。
え、俺、そんなこと言ってたっけ?まあ、言いそうではあるな(ブルセラ社会学呼ばわりはされていたと思うが、それより酷い悪口だな、我ながら)。M氏の理論の切れ味には魅力を感じたけど、それ以上に違和感があったのだろう。予言的ではあるか。
僕自身は不倫なんてことを殊更あげつらう気はサラサラないけど(大人として身を処せばいいだけ。まあ、教え子に近いのに手を出すのは、それこそ僕の「倫理」に悖るけど)、敢えて下品なことを言いますが「東大出だけどヤリチンです」みたいな「アイデンティティ(裏返しのコンプレックス)」から逃れられなかったのかな、とも単純に思いますね。これ以上は言及しません。ただ、25年ほど前の自分の言葉に驚いたので、少し記録のつもりで書いておきます。