この件について、言及するつもりはなかったのだが、一言だけ。
上野千鶴子先生の「お相手」が色川大吉先生というのは数年前から僕は知っていて、今更騒ぐようなことではないし、そもそもあの報道はプライヴァシー侵害とも思っているが、あれは高齢の色川先生を介護するには「法律婚の妻という立場」が必要だった、ということじゃないの?
要するに妻という立場があれば、全ての扉(介護、保険、遺産相続etc.)が開かれる(逆に言えば、事実婚とかゲイカップルのパートナーとかは排除される)日本の現行の法制度に問題があると思っています。
なんか、アンチフェミの連中が変に「喜んでいる」ので、つい余計なことを書きました。
急に思い出したが、「病院の付き添い」「手術の同意」ということについて、男性のゲイカップルはよくパートナーが「排除」されると仄聞するが、女性同士だと、苗字が違っても、顔が似てなくても「義理の姉妹です」と言い張れば結構通ってしまう、と聞いたことがある。これはこれで、「夫婦同姓婚」が強制されているからのライフハックだよな、と思ったことがあります。