Twitterで結構反響があったので、こちらでも。
女性声優や「恋愛禁止」を掲げていたアイドルグループは、男の「コントロール可能」という幻想をこれまでより拡大させてしまったのではないか。声優の場合は「アニメのキャラ」というものも背負うので「あんな清純なキャラを演じていたくせに」なんていう言いがかりもつけられやすい。
元々芸能人に入れ込むというのは「コントロール不可能な対象を一方的に愛でるもの」だと僕は思うが、上記で述べたようなファンの暴走は、要するに「コントロール可能と思っていた対象が逆らうこと」で加害性が増幅されたものではなかろうか。
付け足しますが、女性声優やアイドルたちに、罪はありません。「愛でる作法」を知らないファン(もどき)が悪いだけ。ネットの環境で、過激な物言いがもてはやされ、エコーチェンバーでひどい「身内ノリ」が表に出てしまっている状態なんだろうな。
「女性でも例えばジャニオタも結構酷い」とか「昭和でもアイドルを襲うファンはいた」というようなリプが来ましたが、「悪ノリした加害性がネットという場で増幅される」というのは近年のことだろう。僕が注目しているのはその点。にしても、最近のファンは「推し」のスキャンダルに対して脆弱。尾崎豊などのことも越えて未だに斉藤由貴ファンである俺を見習え(笑)。


この心理について、The Chaos Machineというノンフィクションにアメリカの4chanで女性ゲーマーに対する憎しみ、ひいてはレイプや殺害を話し合って楽しむ男性ゲーマーたちの心理が分析されています。
まさに「身内ノリ」ですが、その危険性に背筋が凍ります。

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@YukariWatanabe ご教示ありがとうございます。最近、あまり使いたくない言葉ですが「害オタ」という言葉があり、そいつらの行動は個人の資質もあるでしょうが「過激な言動で仲間内で認められたい」という歪んだ承認欲求があるのは容易に推測できますよね・・・。

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