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土曜日は休日出勤だったので、日曜日は「お仕事」関係は何もしないぞと心に決め、洗濯、自転車のメンテ、そして飲酒しながらの大河ドラマ&ワールドカップ観戦。しかもワールドカップは「日本対コスタリカ」のみならず「カナダ対クロアチア」「モロッコ対ベルギー」も見てしまった。
今更だが、アメリカ、ヨーロッパの各チームは旧植民地からの移民も多く、見た目からして「多民族軍」なわけだが、旧宗主国やヨーロッパで生まれ育ちながらも、血筋のある国に戻って、そこの国家代表になる、というルートも多いのだそうな。モロッコがその典型なのだと、イスラーム史の友人がつぶやいていた。

twitter.com/abu7anan/status/15

20年以上前だが、僕はラモスやロペスなどの「特殊技能」を持つ人の「帰化」はすぐ受け入れるくせに、旧植民地の朝鮮系、台湾系の人々に日本政府は厳しいんじゃないの、と当時の勤務先の國學院大學の学内報に書いて、ちょっとだけ物議を醸したことがある(笑)。
ワールドカップはどうしても「帝国」と「植民地」の物語を背景に見いだしてしまうよな、研究者としては。

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