19世紀アメリカを観察し、そこに「結社の能力(Art of Association)」を見たトクヴィル。
この「結社の能力」はAAにもジェイムズにも無関係ではありません。
ジェイムズはヨーロッパ哲学とは違う、アメリカの哲学を作り上げようとする形而上学クラブのメンバーであり、アメリカ思想界の自立を目指しました。
またAAは各グループはあらゆる権力や団体から自治独立していることが12の伝統により求められています。
これらはアメリカの「結社の能力」を土台としたアイデアです。AAはトクヴィルの見たアメリカから多くのことを学び直す必要があります。