ギル・キーナン『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』観た。期待値を限界まで下げた状態で鑑賞に挑んだのが幸いしたのか、普通に楽しめた(あくまで「普通に」だけど)。
シリーズ最高傑作(個人の意見)である「アフターライフ」の続編かつ監督のライトマン息子がプロデューサー&脚本(キーナンとの共著)に退いた時点でほぼほぼ負け戦が決まったようなものだったけど、個人的にはまだまだアリ寄り。前作の端正なルックや唯一無二の空気感と比べるといろいろアレな部分は目立つものの、オッピーと違ってプロデューサーが監督の手綱をちゃんと握ってる感じがするのは好印象。
主要キャラが多い割にそこまで掘り下げ不足は感じなかったのは、やっぱりライトマン息子が脚本にタッチしてるからなんじゃろーね。ちゃっかりレギュラー入りしてるレジェンドの面々がでしゃばりすぎないのもいい。新キャラのボンクラ青年一号二号も嫌いじゃないし、微百合があったのは嬉しい誤算。あとポッドキャストがハンマーで物壊すボーイにキャラ変してたのも意味不明でめっちゃウケたよ。
エンドロール途中の続編臭わせは必要なかった。綺麗な思い出のままで終わらせてくれ。