『墓泥棒と失われた女神』観た。フェリーニやテオ・アンゲロプロス、そしてミランダ・ジュライを思い出すとこもあるインセプション&怪談&穴掘り映画。アリーチェ・ロルバケル『夏をゆく人々』『幸福なラザロ』はいまいちピンと来なかったけど、これはジョシュ・オコナーが突っ立ってるフォルムがもう絵になるし、わかりやすい魅力。地上は愚者たちの饗宴、地下で眠るのは聖者。列車で運ばれ、トライアングル、口琴(?)、ベルの音で目覚め、鏡を通しても夢の結末は見られない。でも見えないものと共にある(アーサーが副葬品)。リアリスモはファンタズマ。そうあってほしい最後も好き。面白ダンスもあるよ。