『ロスト・キング 500年越しの運命』観た。スティーヴン・フリアーズはたまにうーん?な時もあるけどスティーヴ・クーガンが付いてれば信頼できる。今回はクーガン史上2番目にいい人キャラだった。
人生いつどこに沼があるかわからない、研究対象もそうだけど研究そのものが沼なんだよね。でもやってることはすごく政治的というか、500年前から現代の日常まで「正当に評価されなくて真価を発揮できない」政治とシステムの話だった。蛇口を塞ぐように感情を必死に抑えつつ迸って溢れ出てるサリー・ホーキンスのフィリッパ、観てて苦しかった。感情を出すと不当にナメられるっていう悔しさよ。彼女のPCが入った愛用リュック(蝶柄)が背中のこぶで、まあだから最後はわかりやすくそうなる。