昨日は津波防災の日だった。危険を知らせ村人を救った逸話、稲むらの火で有名。
和歌山県広川町の稲むらの火の館
https://www.town.hirogawa.wakayama.jp/inamuranohi/siryo_inamura.html
内閣府による歴史災害の教訓報告書
https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/kyoukunnokeishou/rep/1854_ansei_toukai_nankai_jishin/index.html
安政南海地震(嘉永7年11月5日、1854年12月24日)から。
クリスマスイブに人々に津波防災を呼び掛けたところで、効果が薄いだろうということで、記念日設定にあたり旧暦日付を当てはめた。
前日には安政東海地震が発生している。
嘉永は、これらの天変地異や大火(内裏炎上)、黒船来航などから安政に改元された。
坂本龍馬はおそらく土佐滞在中に安政南海地震に被災している。
来月7日は昭和東南海地震80年。
昭和から80年経つことの意味は、地震の再来間隔からみて、それだけ時限爆弾の残り時間が少なくなっているということ。
強い危機感を持たねばならない。その意味で8月の南トラ臨時情報が、災害の備えを進める助けとなったなら幸いだ。
今の日本に関するさまざまな情報を見ていると、次の南トラは恐ろしい。
大都市の甚大な被害により、国際経済、社会においてさらに日本が弱体化するのではないか。また、貧困層、円安で来日した外国人などによる犯罪が多発するのでは。こればかりは、個々の備えでは対応が難しい。
ソフト、ハードともにトップダウン的対策が不可欠と考えられる。